かぶで酵素補給

今回の主役は、サラダ・漬け物、みそ汁・スープ・シチューなどに大活躍の“かぶ”です。「かぶな」「すずな」とも呼ばれ、寒さが一段と増す2月~3月頃にかけての今が旬ですよ。

かぶの栄養素

かぶにはビタミンCやカリウム、食物繊維、でんぷんを分解する消化酵素であるアミラーゼが豊富に含まれています。また、ただの葉っぱとあなどるなかれ!!かぶの葉も栄養価が高く、ビタミンB2やビタミンC、葉酸、β-カロテン、カルシウム、鉄、食物繊維が豊富に含まれています。

それでは葉の部分と根の部分の栄養素の量を見てみましょう。

「五訂日本食品標準成分表」より
かぶ(葉、生) かぶ(根、生) かぶ(葉、生) かぶ(根、生)
カリウム 330mg 250mg ビタミンA 230mcg 0mcg
カルシウム 250mg 24mg 葉酸 110mcg 49mcg
2.1mg 0.2mg ビタミンC 820mg 18mg
βカロテン 2800mcg 0mcg 食物繊維 2.9g 1.4g

栄養面では、かぶは白い実の部分より実は葉の方に栄養があります。かぶの葉は緑黄色野菜に分類されます。

胃腸を健康に保つ効果

かぶや大根の葉に近い部分には消化酵素のジアスターゼが含まれています。このジアスターゼは、でんぷんを分解し、胃腸の消化を高める働きがあります。ですので、胃もたれや胸やけを予防、食欲不振にもおすすめです。

消化酵素と代謝酵素

酵素は呼吸や新陳代謝、消化などの様々な生命活動に関与する大切な物質で私たちの体内でも作られていています。酵素を大きく分けると「消化酵素」と「代謝酵素」の二つがあります。

消化酵素
消化器官内で分泌されて食べ物の消化活動を行います。細かく分解された栄養素は小腸で吸収されてエネルギーとして利用されます。
代謝酵素
細胞の再生や自然治癒力の維持を行います。呼吸や運動、老廃物の排出、新陳代謝など生命活動のあらゆる場面で働きます。

最近の研究では、一人一人遺伝子によって一生のうちで作れる酵素の量が決まっているということがわかってきました。酵素には代謝酵素よりも消化酵素を優先するという性質があるため、消化に時間がかかる肉や魚の食べ過ぎや、夜寝る前に食事をする習慣などを続けていると代謝酵素が不足して、様々な体調不良へとつながってしまいます。

かぶや大根にふくまれているジアスターゼなどを食物酵素といいます。食物酵素は新鮮な生の野菜や果物、お刺身、また納豆や味噌などの発酵食品に多く含まれています。消化を助け、体内の消化酵素の無駄遣いに歯止めをかけてくれます

そこで食物酵素をたくさん摂り入れた食事を心がけて、体内の消化酵素を節約し、その分を代謝酵素に使いまわすことが大切です。代謝がしっかりと行われていれば、老廃物も溜まらず、見た目だけでなく身体の中から健康で若々しくいることができます!!

保存方法

かぶは、葉付きの場合、葉を付けたままにしておくと根の水分を葉が吸い上げてしまうので買ったらすぐに葉を切り落としましょう。

かぶを使った料理

葉は炒めて常備菜として作り置きしておくと便利ですよ。白いご飯のお友達です。

酵素は、加熱に弱いので、根は生のままか、漬物などで食べると良いですよ。

今回は生のままかぶの根を薄くスライスして塩もみをし、茹でた葉、粒マスタード、ツナと混ぜてます。茹でてももちろんおいしいですが、かぶはアクが少なく果肉も柔らかいので、下ゆでの必要もありません。ぜひ生でも使ってみてくださいね。

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