さつまいもで腸美人

甘くておいしいさつまいも。みなさんも秋になると食べたくなりませんか?我が家では、寒くなって石油ストーブを出すと、やかんでお湯を沸かしながら湿度をキープして乾燥対策をしつつ、そのお湯をゆたんぽに使ったり、余った端の部分を利用して時には鍋で小豆を煮るなど、様々な使い方をします。最近は、夕食の準備をしながら焼き芋を作っています。

そこで、今回は秋のスイーツ、甘くておいしい【さつまいも】に注目してみたいと思います。

さつまいもに豊富な食物繊維

さつまいも100グラム当たりの栄養素
食物繊維 1.7g
ビタミンC 30mg
ビタミンE 1.3mg
カリウム 460mg

さつまいもの代表的な栄養素を見てみましょう。

みなさんご存知の通り、さつまいもは食物繊維が豊富です。小さくても1個200グラムぐらいあるので、一本で3~4グラムの食物繊維をとることができる優れた食材です。

ちなみにこれくらいの小さいさつまいもでも250グラムあります。

水溶性と不溶性食物繊維

食物繊維には不溶性と、水溶性がありそれぞれ体にとっても大切な働きをしています。

不溶性食物繊維
サツマイモやゴボウなどに見られるスジのような繊維で、便の重量を増加させたり、腸を刺激することで便通をよくします。
水溶性食物繊維
生物の細胞間にあり、果物に多いペクチン、こんにゃくのマンナン、わかめ・ひじきなどの海藻成分にあり、コレステロールの低下、食後の血糖上昇の抑制、腸内細菌叢の改善に役立ちます。

一日の食物繊維摂取目標は18グラム以上と結構多いです。食物繊維は、豆類や、野菜、いも類、乾物、海藻類、キノコ類や果物に多く含まれているので、上手に組み合わせて、積極的に食物繊維を取り入れて下さいね。

●さつまいもで便秘対策
さつまいもを食べるとオナラが出やすくなるとよく聞きますよね。
なぜかというと、食物繊維や、さつまいもに含まれるでんぷんの一部が小腸で分解・吸収されずにそのまま大腸に行き発酵することが原因だそうです。

でもご心配なく!!たんぱく質が豊富な肉類などを食べると発酵分解され、臭いの原因のアンモニアなどが生成されますが、さつまいもは腸内のビフィズス菌がサツマイモのデンプンや食物繊維を食べて出す無臭の炭酸ガスなので、あまり臭いはしないとのことです。このガスが腸の蠕動運動を促進するので、便秘対策にもおすすめですよ。

さつまいもの調理・保存

☆さつまいもの下処理☆
さつまいもはアクが強いのでしっかりアクを抜かないと切り口などが黒く変色し、味だけでなく見た目も悪くなってしまいます。金時など色をキレイに出したい場合や、味をよく浸み込ませたい料理の時には、アク抜きしてからの調理がおすすめです。
☆アク抜き方法☆
さつまいもを切って水にさらします。アクが抜けてくると水が濁ってくるので2~3回程度取り換えてください。さらす時間はだいたい5分程度です。サツマイモのアクの多くは皮の内側に含まれているので、特に色をキレイに出したい場合には皮をかなり厚め(5mm程度)に剥いてから水にさらしましょう
☆サツマイモの保存方法☆
さつまいもは低温に弱いので、冷蔵庫には入れません。春から夏はそのまま常温で、室内が冷える冬には、新聞紙などにくるみ寒さをガードして常温で保存するといいですよ。
☆低温障害とは☆
冷蔵保存に不向きな青果物を冷蔵保存すると、見た目が悪くなったり、軟らかくなるなど品質が悪くなるだけでなく、栄養価の損失に繋がってしまいます。トマト、ナス、きゅうり、さやいんげん、バナナ、グレープフルーツ、レモン、パイナップルなども冷蔵庫が苦手な仲間です。
お家でおいしい焼き芋作りに挑戦してみましょう!!

★準備するもの

・さつまいも(中くらいの細さのものが火が通りやすいのでおすすめです)
・アルミホイル

★作り方

(1)さつまいもを良く洗う

(2)少し水で皮が濡れた状態でアルミホイルを巻き
ストーブの上に置いてコロコロ転がして火傷しないように注意しながら
指で押してみながら柔らかくなるまでじっくり待つ。

(石油ストーブがない場合は魚焼きグリルがおすすめです。とってもおいしく出来ますよ。アルミホイルで巻いたら魚焼きグリルに入れて、弱火で30分ほど焼いてください。焼き時間は太さによってもばらばらなのでこちらも押してみるのが一番です。)


じっくり待ちましょう☆(我が家のトラ(左)とレオ(右)です)

調理のポイントは☆低温でゆっくり加熱する☆です。

さつまいもは60度くらいで時間を掛けて加熱するとアミラーゼという酵素の働きが活発になり、麦芽糖という甘味成分を生成するためよりいっそう甘くなります。電子レンジは急激に加熱されるので、アミラーゼが甘味成分を作らないので、甘味の少ない芋になってしまいます。

さつまいもの皮ってどうしてますか?皮の近くには食物繊維とヤラピンという成分が多く含まれていて、胃の粘膜を保護したり、腸の蠕動運動を促進し便をやわらかくする作用があります。ヤラピンは加熱しても変質はありませんので、焼き芋などの場合は皮付きで摂って頂くといいですよ。

☆おまけ 石焼き芋屋さん☆

 ♪い~しや~ぁきいも~ぉ♪おいもっ♪よく家の近くを走っていませんか?「栗(九里)より(四里)うまい十三里」のキャッチフレーズがあるのですがその意味をご存知でしょうか?

 昔は秋の甘味といえば栗の方が上格で、さつま芋の方は栗(=九里)より少し落ちる、 ということでさつま芋を「八里半」と称していたそうです。ところがある時焼き芋屋さんが『ウチの芋は栗より美味いよ』と いうことで『栗(九里)より(四里)うまい十三里(九+四ですね)』となったそうですよ。なるほどなるほど!!おもしろいですね。

皆様も、ご家庭で是非焼きいも作りに挑戦してみてくださいね!

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