秋刀魚で血栓予防


 この時期になるとサンマが安くお店にも並び始めますね。夕飯に週に1~2回食べるという家庭も多いのではないでしょうか?

 一年のうちでも9月下旬~10月にかけて、サンマのおいしさ脂肪含有量がなんと20%以上と最も多くなるそうです。

 というわけで、今回は秋の味覚の代表【サンマ】です。

サンマの栄養価

 サンマの栄養価を見てみましょう。

サンマ(生)成分値(100gあたりの栄養価)
http://www.daiichisankyo.co.jp/healthy/hlmethod/syokusai2/33/healthy.html

 ビタミンA、B2、D、E、カルシウム、鉄分なども豊富です。これらのビタミン、ミネラル類は血合い肉や内臓に多く含まれているといわれておりますので、内臓も丸ごと調理するといいですよ。

※食品成分表の考え方では、一般に食べないと考えられている部位は廃棄し、可食部だけを分析しますのでサンマの内臓の栄養価データはありません。

体を癒す脂

 さて、上の円グラフを見ると、100g中24.6gが脂質!

 エネルギー(カロリー)が気になるところですが、一口に脂質といっても「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」二タイプあるんです。

動物性食品の脂肪酸中に占める不飽和脂肪酸の割合

 血中コレステロールを上げ、動脈硬化を起こしやすいのは「飽和脂肪酸」の類で、「不飽和脂肪酸」はそのまったく逆の働きを持っており、魚の油にはその不飽和脂肪酸の方が圧倒的に多いのです。

 また、不飽和脂肪酸のなかでも、血中コレステロールを下げる働きが強く、血栓をできにくくするなどで話題を集めているDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を多く含んでいるのは、サンマを始めとする青魚です。

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)

近年注目されている不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が、サンマには豊富に含まれています。

栄養素 効能 100g当たりの
含有量
DHA ・脳の発達の維持に効果を発揮する事から記憶力の向上や脳の老化防止に効果がある。
・善玉コレステロールを増やす。
1,400mg
EPA ・血小板の凝固を抑え、血液をサラサラにする。
・糖尿病の合併症を解消し、炎症を鎮める作用や抗腫瘍作用もある。
844mg

EPAやDHAは、不飽和脂肪酸といい、これは魚を冷凍しても変質しないので、冷凍物を食べても、冷凍保存しても十分に成分を摂取できます。

ただし、不飽和脂肪酸は酸化されやすいので、お刺身か煮て食べるのが理想です。

フライパンで焼き魚

サンマは塩焼きにするとおいしいですよね。焼き魚をした時に大変なのがグリルの後片付け…

でもフライパンにクッキングシートを敷いて焼けば、煙も立たず、後片付けも楽チン!食べた後のグリル掃除から解放されるのでおすすめです。

是非お試しください!

ただし、長時間焼くとEPA・DHAを含む脂も一緒に落ちてしまうので、中火から強火で素早く焼くように心がけましょう。

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