月経前症候群(PMS)

栄養素と望ましい摂取量

カルシウムとマグネシウム1500mgと750mg(2対1)

ビタミンB群50mgを1日4回

ビタミンE400~800IU

ビタミンA10000IU

亜鉛50mg

3mg

解説

月経前症候群(PMS)は、月経がはじまる1~2週間前に多くの女性が影響を受ける疾患です。症状としては、腹部膨満感、にきび、不安感、腰痛、胸部の腫れや圧縮、けいれん、うつ、食べ物への渇望、卒倒、疲労、頭痛、不眠、関節痛、神経質、吹出物、むくみ、感情の激しい揺れ、怒り、暴力、自殺思考といった性格の変化などが挙げられます。

カルシウムはPMSの症状を軽減させます。もちろんマグネシウムも一緒に摂取すべきです。ビタミンB群は特にストレスを軽減させるパントテン酸(B5)、B6はむくみを抑え、生殖器官への酸素供給を増加させたり、エストロゲン濃度を正常に戻します。ビタミンB12はストレスを減らし貧血を予防します。体のあらゆる機能に必要です。

ビタミンAはPMSで欠乏していることが多く、亜鉛は正常な免疫機能に大切です。

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