甲状腺機能低下症

栄養素と望ましい摂取量

ビタミンB群 50mgを2回

5mg

セレン200mcg

ビタミンA 15000IU

ビタミンC 2000mg

ビタミンE400IU

亜鉛50mg

解説

低下症は亢進症とは逆に、甲状腺ホルモンの生産低下によります。疲労感、食欲減退、頻繁に寒がる、心拍数低下、体重増加、生理痛、出産障害、筋力低下、けいれん、乾燥肌、黄疸、脱毛、偏頭痛、しゃがれ声、呼吸器感染、便秘、うつ、集中力低下、甲状腺腫、眼球突出などです。中でも最も一般的なのは疲労感と、寒さに弱くなることです。

ビタミンB群は細胞の酸化やエネルギーを改善するほか正常な消化、免疫機能、赤血球の形成、甲状腺機能に必要。特にB2とB12は造血にも必要です。鉄は酵素やヘモグロビンの生産に必要。

セレンは免疫機能を保護する抗酸化栄養素、ビタミンAは正常な免疫機能や目、皮膚、髪の毛の健康に必要。ビタミンCは免疫機能とストレスホルモンに。

ビタミンEは血液循環や免疫反応を改善する重要な抗酸化物質。亜鉛も免疫システムを向上させます。全体的に免疫機能を改善することが大切です。

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