NO.03 めかじきのソテー トマトソース ~tomatoで美白のスマイルレシピ(*^-^*)~

この夏、紫外線対策をしていたつもりでも、うっかり日焼けしてしまったという方も多いのではないでしょうか。今回は、夏の紫外線から肌を守るトマト料理をご紹介します。みずみずしく真っ赤なトマトは、まさに夏野菜の代表ですね。トマトといえば、鮮やかな赤色の色素成分リコピンで有名です。リコピンは他の緑黄色野菜に含まれるβ‐カロテンのように、体内でビタミンAに変わることはありませんが、強力な抗酸化パワーがあり、その力はβ‐カロテンの2倍、ビタミンEの100倍ともいわれています。そのリコピンには紫外線でダメージを受けた肌を守るという、この季節には嬉しい働きがあります。夏にはたっぷり摂りたい栄養素ですね。今回はこのリコピンについても詳しくご説明いたします。それでは、まず美味しいレシピから参りますよ!

めかじきのソテー トマトソース 1人分 203kcal

めかじきのソテー トマトソース

[ 材料 2人分 ]
めかじき 2切れ
塩 少々
こしょう 少々
グレープシードオイル 適量
(トマトソース)
ミニトマト 1パック
たまねぎ 1/4個
パセリ   適量
にんにく  1かけ
グレープシードオイル 大さじ1
塩 少々
黒こしょう 少々
レモン汁 大さじ1
ブロッコリー 3房

[ 作り方 ] 
1.めかじきは塩、こしょうをしておく
2.ミニトマトはヘタをとって、熱湯にくぐらせ、冷水にとり湯むきする。
3.たまねぎ、にんにく、パセリはみじん切りみする。
4.つけ合わせのブロッコリーは塩ゆでしておく。
5.鍋にグレープシードオイルとにんにく、たまねぎを入れ、弱火にかけ、炒める。2.のトマトを入れ、混ぜながら3~5分中火で加熱する。とろみが出てきたら、塩、こしょう、レモン汁、パセリを加える。
6.フライパンにグレープシードオイルをしいて、めかじきを中火で熱し、両面をソテーする。
7. 6を器に盛り、トマトソースをかけ、ブロッコリーを添える。

《トマトの美味しい選び方》
・全体が真っ赤に熟し、皮にハリがあって、ずっしりと重い
・ヘタがピンとしていて、緑色が濃い
・角ばっているものや、ヘタの近くにひび割れがあるものは避けましょう
・まだ青みが残っているものは、室温において熟してから冷蔵庫へ入れましょう

抗酸化栄養素【リコピン】について

リコピンは紫外線を浴びることによって発生する活性酸素を消去し、チロシンをメラニン(しみ)に変える酵素「チロシナーゼ」の働きを抑制してくれます。ミニトマトの写真シミやシワを防ぐだけでなく、日焼け後の肌の赤みや、肌が硬くなることも防ぐ作用があることも分かってきました。また、リコピンとビタミンEを併せて摂ることで、更に肌の赤みを抑える効果が高まるといわれています。最近では、スーパーでもたくさんの種類のトマトを見かけるようになりましたが、皆さんは、トマトにはピンク系と赤系の2種類があることをご存知でしょうか。

普段、食卓に並ぶトマトはピンク系トマトで酸味や青臭さが抑えられ皮が薄く、生で食べるのに向いています。一方、赤系トマトはミニトマトやトマトジュースなど加工品用として栽培されているトマトです。皮が硬く果肉もしっかりしているので加熱に向いています。トマトの色=リコピンの色ですので、赤系トマトの方がリコピンが多く、ピンク系トマトの約3倍の量が含まれています

<美肌にはどのくらいのリコピンが必要??>

オーガニックスタイルの写真では、一体どれくらいのリコピンを摂取したらよいかというと、美白などリコピンの効果を期待するためには、1日に約15㎎のリコピンが必要といわれています。ピンク系トマトなら大サイズ2個、赤系なら中サイズ1個が目安です。大サイズ2個というとなかなかの量ですが、加熱すればかさが減ってたくさん食べられます。また、トマトジュース等加工品と組み合わせるなどして、上手にリコピンを摂取して下さいね。この時期には、旬の生トマトを料理に使うのがおススメですが、ホールトマトなどトマトの缶詰は、完熟トマトを収穫後すぐに加工しているので、リコピンが豊富に含まれています。下処理の必要がなく簡単に調理できますので、利用してみてくださいね。

<リコピンの上手な摂り方>

そして、さらにリコピンのパワーを生かすポイントは『加熱して油と一緒に摂ること』。

加熱することでリコピンが吸収されやすくなるだけでなく、トマトに豊富に含まれる、うまみ成分のグルタミン酸が凝縮されるので、美味しさも倍増します。そして、リコピンは油に溶けやすい性質があるので、油と一緒にとることでさらに吸収率がアップします。レシピではリコピンが効率よく摂取できるトマトソースを作りました。トマトソースには今回ミニトマトを使用しましたが、味付けはシンプルですので、濃い味の赤系トマトがおすすめです。

そして、油にはトマトの素材を生かすため『グレープシードオイル』を使用しました【高品質アルゼンチン産】 グレープシードオイル 250ml プロアントシアニジン含有。オリーブオイルのような独特のクセがないので、トマトのうまみが引き立ちます。ソースもべたつかず、さらっと美味しく仕上がりました。また、グレープシードオイルには、ビタミンEがオリーブオイルの2倍以上も含まれています。リコピン効果アップで日焼け後の肌には嬉しいですね。

さて、tomatoで美白のスマイルレシピ(*^-^*)はいかがでしたでしょうか?是非楽しくお料理されて、美肌をゲットしてくださいね。。

(管理栄養士 柴田)

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